日本ホスピス在宅ケア研究会全国大会 inなにわ に参加して

日本ホスピス在宅ケア研究会全国大会 inなにわには数多くのプログラムがありましたが、私は弊社小宮が座長を務める「異文化、多国籍の方の看取り」の講演に参加しました。
日本に在留する外国人の数は今後もさらに増える見込みがあり、医療の現場でも、さらに多様性が広がり、深まっていることを実感しました。「その人らしさ」を尊重した最期の過ごし方を叶えたい気持ちは
ありますが、言語だけでなく、大切にされている文化や価値感にも、より一層柔軟に考えて対応し
なければならず、まだまだ課題は多いと学びました。
しかし、そのような状況下でも、現場の私達は、変わらずに治療や療養、生活を支えるケアを提
供していけるよう努めていきたい。日本人でも外国人でも、医療を受ける権利の中で、苦痛を取り
除くこと、人として大切に扱われること、孤立させないことを大切に、終末期や看取りの場面で
の、患者様やご家族を支える在宅ケアを担っていきたいと思いました。
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